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2005年8月 8日

バンザイ考

郵政民営化法案の参院否決で、首相は衆議院の解散を断行しました。おなじみのバンザイで
締めくくられたわけですが、なぜバンザイなのでしょうか。

私は、かねてよりあれは「天皇陛下バンザイ」ではないかと思っています。議事の途中に、
うやうやしく紫の袱紗に包まれた解散詔書が議場に運び込まれ、議長が読み上げ、そこで
全ての議事がジ・エンド、バンザイ、という流れからすると、そうとしか思えない。

(「衆議院TV」のサイトから本日の本会議の様子を見ることができますのでよろしければ)

この説は、一昨年の解散の際に「解散 バンザイ」でネット検索をかけたときには誰も唱えて
いなかったのですが、今回同じキーワードで検索してみると、ちらほらとこの説がかかります
ね。目聡くもない、ということか。

この説が正しいとすると、形式的とはいえ、天皇の命令による解散という色彩が残っているの
は、何だかなぁ、という感じがします。余談ながら、明治憲法でも議会の解散は第7条です。

・・・・と、法科大学院生らしく、解散権の行使に制限があるか否か、とか書けばいいのに、
こういう雑談系に走ってしまうワタクシ。

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コメント

なるほど。「千秋万歳」なのですね。

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