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2006年11月の記事一覧

2006年11月 1日

嗚呼、市町村合併・・・・

来週の商法の授業で、最判1986.09.11(S61.09.11)を報告しなければなりません。

その関係で事案を調べていたんですが、あれっ、と思うことがありました。

本件紛争は、新潟県三条市にあるX会社が、当時設立準備中であったY会社の発起人Aとの間で、

・新潟県長岡市にあるXの小型ディーゼルエンジン製造工場の営業をAに譲渡する。
・Yが設立されたときは、上記契約に基づくAの権利義務をYが引き継ぐ。

・・・・という契約を結んだ、ということに端を発します。

この契約は、Xからすると営業譲渡(会社法における事業譲渡)であり、Yからすると財産引受ということになると裁判所はいっているんですが、旧商法245条1項1号にいう営業譲渡についての判例の定義、すなわち「営業そのものの全部または重要な一部を譲渡すること・・・・(中略)・・・・譲渡会社がその譲渡の限度に応じ法律上当然に同法25条に定める競業避止義務を負う結果を伴うもの」[最判1965.09.22(S40.09.22)参照]に照らしますと、本件ではそもそも営業譲渡にならないのでは、と思ってしまいました。

旧商法25条1項は「営業ヲ譲渡シタル場合ニ於テ当事者ガ別段ノ意思ヲ表示セザリシトキハ譲渡人ハ同市町村及隣接市町村内ニ於テ二十年間同一ノ営業ヲ為スコトヲ得ズ」とありますが、現在三条市と長岡市はばっちり隣り合わせになっています。

判決原文に当たっていただければ社名が出てくるのでわかるのですが、X社はたばこ製造用機械ではトップシェアの会社であり、また、自動車のエンジン部品も一貫して作っています。

とすると、本件でXは競業避止義務負担してへんやないか、ということが言えそうに思ったんですね。

この辺は、新潟出身のクラスの人に聞きましたところ、「昔は隣り合ってなかった」という証言を得ましたので、実際には無問題であるということがわかり、やれやれでございます。

改めて地図を眺めますと、長岡市、いつのまにやら大きくなって、日本海にまで到達しているではないですか(寺泊とか食われたのね・・・・)。三条市も2町村を併呑して大きくなってるし・・・・。

市町村合併は何やらややこしいですな。しかし、こんなところで問題にぶつかるとは予想外でしたよ。

(注)競業避止義務の負担が営業譲渡の要件である、なんて書きましたら、うちの担任のO先生に「そりゃー違うぞ」と怒られそうですが・・・・。

地震だ!

札幌も結構ズシンときた。思わずウワッって叫んじゃったよ。

(追記)十勝地方震源でマグニチュード5.0だった模様。札幌は震度1~2です。

2006年11月 2日

なかなか難しい・・・・

今日は商法が小テストでした。

まだ修行が足りない、という感じです。うぅむ。

2006年11月 3日

最終戦

今日は休日だったので、社会人草野球のチームと野球の試合をしました(9/18に試合をしたチームとの再戦)。今期最終戦。

練習不足も祟り、今回も負けてしまいました。

2006年11月 4日

本番なら0点・・・・

今日は答練を受けてきましたが、やっちゃいました。解答用紙の取り違え。

終了30秒前に気付きました。本番なら0点ですな・・・・。
今回は試験監督に申告して事なきを得ましたが・・・・。

大学入試の時も、センター試験の模試で、数学の選択問題のマーク忘れて50点丸々失ったことがありました。その時は進路指導主任にごっつう怒られて、以後気をつけるようになりました。

今回も教訓として肝に銘じなければなりません・・・・。

(追記)本試験でも、解答用紙の取り違えに時間内に気付けば何とかなるのね。以下、法務省のサイトから。
(旧司法試験に関して)
「答案用紙は,第1問用と第2問用が指定されています。解答に際し,答案用紙を取り違えた場合には,必ず試験時間中に申し出てください。試験終了時刻後の申出には,一切応じません。」
(新司法試験に関して)
「答案用紙の取り違えに気付いた場合は,必ず,試験時間内に,黙って手を挙げて試験室の監督員の指示に従ってください。試験終了時刻後は,答案用紙の取り違えの申出には一切応じません。」

2006年11月 5日

にわかに雨・・・・

予習ももう少しで終わりそうなので、ボチボチ帰るか、と思っていましたら、にわかに雨が降ってきました。

気象レーダーを見たところあまり大きな雲ではないので、すぐにやむかな、と期待していますが・・・・。

2006年11月 6日

肩がすごくこってます・・・・

どうも肩こりが酷いです。バキバキにこってます。

明日は商法が小テストなんで、勉強しないといかんのですが、調子でないな・・・・。

2006年11月 7日

気圧が低い・・・・

朝起きたら、どうも体が重い、頭が痛い。

・・・・結局、1講時の環境法は出席できず、昼くらいにもそもそ出てきました。

札幌のアメダスを見ますと、朝の8時くらいに1000ヘクトパスカルを切って、900台の気圧が続いています。体調悪いのはきっとこのせいでしょう。

・・・・という話を自習室でしていましたら、「熊嶺さん案外繊細ですね」といわれました。「案外」が余計です(笑)。


(追記)なんて書いてましたら、道東の佐呂間町で竜巻とみられる暴風で9人も死亡というニュースが。
現場付近、9月に調査旅行に行ったとき通りかかりましたですよ。びっくりしました。

亡くなられた方に哀悼の意を表します。

2006年11月 8日

先生・・・・

今日は、延び延びになっていた担任の教授との飲み。

・・・・のはずが、教授の研究室に迎えに行ったら不在。先生、どこ行っちゃったの?

予定が再三延期になってましたからねぇ・・・・。

直前に改めて確認取っておくべきでした・・・・。

2006年11月 9日

佐呂間町若佐

06y08.jpg

竜巻の被害にあった佐呂間町若佐付近の写真が出てきたのでアップします(被災した地域は画像の左側で、写っていません)。

なんかいい感じの田園風景でしょ。今年の9月、道東の調査旅行中に国道333号線のルクシ峠付近から撮影したものです。あまりにいい風景だったので思わず車停めて撮ったんですが、こういう形で見直すとは思ってもみなかった・・・・。

この写真撮ったおかげで若佐の交差点付近でやっとのことで追い抜いた鈍足トレーラーに再び抜かれる羽目に陥ったんだよな・・・・。

(追記)このエントリーは11月09日付けのエントリーのつもりだったんですが、なぜか10日付になっていました。
あれれっ、なんで「先日付エントリー」になってたんだろ? ・・・・ということで、正確な日付に修正。

ライプニッツ式

今日は2講時が休講になり、1講時で授業終わってしまったので、やや早いですが、今度の月曜提出の民法のペーパーを作成しました。ま、課題は出来るときに早めに済ませるのが一番。

交通事故により重傷を負った人が、後に別の交通事故で死亡した場合、逸失利益とか介護費用とかの賠償責任の分配がどうなるか、という問題だったのですが、判例[最判1996.04.25(H08.04.25)、1999.12.20(H11.12.20)など]の規範当てはめたら終了、ということで、思いの外すぐに書き上がってしまいました。
で、ついでに、ライプニッツ式とホフマン式による中間利息控除の計算をやりました。本問の解答に当たってはここまでは要求されていないとは思いますがね。

[設定(ややいじっています)]
・交通事故で被害者死亡(即死)。
・事故当時の被害者の収入は共済年金(年間300万円)のみ。
・被害者の就労能力はなし。
・事故時における被害者の平均余命は13年であった。
・生活費30%とする。
・被害者の請求権は遺族が相続したものとする。
・遺族年金の控除は考えない。

この場合、中間利息控除の簡易な計算式は

300万円×(1-0.3)×係数

・・・・であり、年利5%、13年で係数をとると、ライプニッツ式が「9.39357」で、ホフマン式が「9.82177」だそうですので、結局

ライプニッツ式-1972万6497円
ホフマン式---2062万5717円

・・・・ということになるようなのですが、これで考え方としては合ってるんでしょうか。

詳しい方いらっしゃいましたら、ご教示頂ければ幸いです。

しかし、単純に合計したら、300万円×13年で3900万円のところ、一括とはいえほぼ半額に値切られるのは、痛いですな・・・・。しかも、最近の実務の方向は値引率の高いライプニッツ式で統一されているみたいだし(ホフマンが大阪方式とかいってたのはずいぶん昔になるんですなぁ・・・・)。この低金利の折、5%の民事法定利息なんか適用するなよと思いますが、最高裁はあくまで5%に固執しているようで(結構最近にそういう判決だか決定だか出ていたよね)。

(追記)上記の、「あくまで5%に固執している」判例は、最判2005.06.14(H17.06.14)民集59.5.983です。
あ、あともう一つ。ほぼ半額ってのはよく考えたらおかしいわな。生活費は生きてたら使うんやから控除は当然なんで、上の設定に従えば、300万円×13年やのうて、210万円×13年(生活費30%)、すなわち2730万円と比較しないといかんね。

2006年11月10日

講演会

今日は、サラ金訴訟で著名な宇都宮健児弁護士が来学され、講演会が開催されました。

チワワのCMで有名な某「消費者金融」の取り立ての様子ですとか、リアルに話されまして、大変興味深く拝聴いたしました。

いわゆるグレー金利(利息制限法と出資法の狭間の金利)について、ワタクシ理解不足であったことを痛感しました。

2006年11月11日

ぼちぼち雪になるようですな・・・・

平年と比べると非常に遅いですが、明日くらい、札幌も雪になるようです。現時点は未だ雨降りですが・・・・。

自転車のタイヤの履き替えを、ぼちぼち考えないといけません。根雪になるタイミングを読まないと、またスパイクタイヤでガラガラ走る羽目になりますからね。

月曜の行政法が休講なのを忘れていました。泡食って準備しなくてもよいわけですな。

ふぅむ、「駅員ジョニー」ねぇ。

ヤフーで講談社の『モーニング』誌とのタイアップ企画やってるんですが、過去に連載のマンガの中で「これはお宝!」とされるものの中に「駅員ジョニー」があったのに少なからず驚きました。

単行本全部持ってたけど(バイト先に置いてきちゃったので今は手元に無し)、どちらかというと、面白いマンガではなかったと思うんですよね。

私にとっては、マンガの内容とは別のところで「クスクスッ」と笑う感じで。

ヤフーコミックで立ち読みできますんで、よければどうぞ(マッキントッシュは非対応。ウィンドウズもIEのみ対応で、ファイアフォックスとかオペラとか別ブラウザは不可)。
(→ヤフーへのリンク

(追記)コミックパークというオンデマンドのマンガ取り扱ってるサイトで、「駅員ジョニー」がウェブ上で試し読みできるのを発見。マッキントッシュでも読めるかな?(→こちらからどうぞ

2006年11月12日

ようやく初雪です

本日、札幌で初雪が観測されました。こんなに遅くなったのは44年ぶりのことだそうです。

(追記)んで、44年前と並び、戦後で一番遅い初雪だそうです。

2006年11月13日

あっ・・・・

今日は借地借家法の授業。お題は賃借権の譲渡・転貸。

賃貸人をA、賃借人をB、転借人をCとします。Bが、Aに無断でCに転貸しました。この場合、無断転貸による賃貸人の解除権を定めた民法612条2項は、いわゆる信頼関係理論によってその適用が制限されるというのが判例なわけですが、一方で、無断転貸はBC間では有効ながらAには対抗できないとされているので、AとしてはBとの賃貸借契約を解除しないで、Cに立ち退きを求めるのは、できるはずですな。

担当教員の問題意識は、これって矛盾してないか、これでいいのか、という点。教員自身もよくわからないな、といってるんですが。

あー、よく考えれば、おかしいわな。

ここんとこ、どう考えればいいんでしょうかね。


あと、どうでもいいけど、賃貸人、賃借人をそれぞれ大家、店子というのが私の癖。

2006年11月14日

1京4千4百兆分の1

毎日のように、くだらないスパムが漂着しますが、今回のはすごいぞ。こんな文面。

----------
From: "おめでとうございます(@_@)" <********@yahoo.co.jp>
Subject: ★120000000中の一★受け取ってください

おめでとうございます(@_@)

★120000000中の一★受け取ってください。
全日本1億2千万人の中からあなた1人だけ選ばれ、これで幸いのあなたは当番組において以下の権利がご利用できます。

(以下、出会い系サイトらしきところへの誘導なので略)
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すごいっすねぇ。全国1億2千万人からワタクシ一人だけが選ばれたんだそうです。1億2千万分の1ですよ。

問題は、2通来たってことだな。ホントに1億2千万分の1であるなら、1京4千4百兆分の1のスーパーラッキーということになりそうです。ちなみに年末ジャンボ宝くじを毎年1枚づつ、計2回買って、どちらも1等が当たる確率が、100兆分の1ですので、それの144倍も稀有な出来事ということになりましょうか(1ユニット1000万枚ごとに1等は1本のようですから)。

ま、2通来たというのは、私だとわかって狙いうちにしているのかもしれないから、必ずしも上記の天文学的数値の確率が成り立つとは言い切れませんが。

どっちにせよ、こんなところで貴重な運を使い切ってもなんですから、辞退することにしましょう(笑)。

2006年11月15日

津波・・・・

千島で地震があり、北海道太平洋沿岸東部、オホーツク海沿岸で「津波の津波警報」発令中です。

津波というと、1983年の日本海中部地震を思い出しますね。当時新潟の海辺の町に住んでいて、小学校からも海が見えましたが、ちょうど小学校で授業受けているときに地震が到達、その後、ザァーと波が押し寄せてくるのが見えました。

「津波の津波警報」とは変な言い方ですが、「大津波の津波警報」もあるからみたいですね。津波は1~2メートル、大津波はそれ以上。
津波注意報は「津波注意の津波注意報」となります。津波注意は0.5メートルの津波が予想される、という意味のようです。

(23時30分追記)「津波の津波警報」解除されました。依然、「津波注意の津波注意報」は発令中。

(翌2時00分追記)1時半に、「津波注意の津波注意報」も解除されました。気象庁によりますと、注意報出てたところは、しばらくは「海水浴や磯釣り等を行う際は注意してください」とのこと。

・・・・てか、海水浴か。まぁ、小笠原ならできるか。波乗りする人もいるしね。

2006年11月16日

解禁

昨日の23時30分頃、クラスのjyapa氏より刑事訴訟法のレポートにつきメールで問い合わせがありました。私は家にいましたが、彼はまだ大学で、ぼちぼち帰るとのこと。

彼とは家が近所なものですから、帰り道、日付が変わる頃に24時間営業のスーパーなりコンビニなりに寄り道してもらうよう頼んで、彼の家に出向いて飲みつつレポートの話をしました。


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ま、お祭りですから。

(追記)なんてことを帰宅後、午前2時に書いていましたら、固定電話が着信。最近は固定電話なんて全然使わないので(ネット接続のために残してあるだけ)、この番号を知ってるのは実家の家族くらいです。午前2時にかかってくるなんて、さては実家から緊急の用件か? と思い、取りましたら無言電話でした。イタ電なんて久しぶりだな。

耐え難い・・・・

何が、かといいますと、大学の自習室のエアコンが故障しているということ。

H大はさすが北海道という感じで、教室からトイレに至るまで、そこら中にスチームの暖房がありますが、我々の使っている自習室は(多分)元は書庫棟なんで、スチームが来ていないのです。

んで、唯一の暖房装置がエアコンなんですが、室外機(この建物は3系統の室外機で運用している)の冷媒が漏れたとかで、今日からメーカーが来て、修理しているみたいです。道理で効きが悪いと思っていましたよ。

雪の中、修理お疲れさまなんですが、修理中は当然エアコンは動かないわけで、ま、外は雪模様だというのに暖房なしは、さすがに耐え難いですな・・・・。

つうことで、今日も早めに帰宅。最近、マメに自炊をしていることもあり、残業をあまりしなくなっているな・・・・。

2006年11月17日

難しそう・・・・

次次回の刑事訴訟法の問題、難しそうです。資料も多いし、「なんじゃこりゃ」みたいな設問。

実務家教員の担当ですので、大変興味深いのですが、準備大変そうだなぁ・・・・。

2006年11月18日

パレード

日ハムの優勝パレードに行って来ましたですよ。


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スキンヘッドの森本選手がはしゃいでおります。彼はいい味出してると思う。


やはり札幌の野球ファンはおとなしいなぁ。何か行儀よくパレードを見ていましたよ。


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一悶着あった紙吹雪も、1トン以上撒かれましたが、こうしてみると、何やらおどろおどろしいですな。

この写真を見た人の感想を示しますと、「爆発みたい」「虫の大群?」「腐海の菌?」とのことでした。

2006年11月19日

ハイテクって感じ!

こんなの買っちゃいました。


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ノートパソコン用の補助入力デバイス「クリッカープロ」です。

ホームポジションを崩さずに左右クリックとスクロールができる、というもの。

結構いい感じですよ。

(注意)マウス機能が付いているわけではない、つまりマウスポインタを動かせるわけではないのでそこだけ注意ね。

2006年11月20日

引退・・・・

何か、というと、福井県立大学の田中求之助教授の研究室で、12年間にわたってウェブサーバーとして稼働してきたマッキントッシュのLC475。

当時としても普及機で、今となっては想像を絶する低速のマシン(プロセッサのクロックは25MHzでなかったかしら)で、12年間ウェブサーバーが運用できたことになります。ムーアの法則が貫徹しているとすれば、プロセッサの性能は256倍に上がっていることになるはずですな(18ヶ月で集積度2倍、で合ってるよね?)。

インターネットの世界の12年前というと、ほぼ黎明期ということになりますが、個人的にウェブサーバーを立ち上げる、という、今となってはそんなに珍しいことでもないことを、当時からやっておられたのはすごいと思いますね。私がこのサーバーの存在を知ったのは多分10年くらい前なんですが、当時は家庭で常時接続ができるなんてことはあり得なかったので、すごくうらやましかった(その辺、大学みたいな教育研究機関はいいよね)。

私はマッキントッシュはほとんど使わないのですが(OSテンは使ったことがない)、インターネットのことを勉強するときによく参考にさせてもらったサイトです。

新サーバーに移行したようですが、「新」といってもG3の266MHzだそうで、中古屋で数千円出せば買えるのではないでしょうかね。

田中求之氏のサイトへのリンク

2006年11月21日

総合大学

(お食事中にはやや不向きの話題ですので、ご注意ください)

H大はいろんな学部のある総合大学です。

昨日の話ですが、大学内を自転車で爆走しておりましたら、トラックに抜かれました。

トラックの後ろに入って他の自転車を抜こうとして、ふとトラックの荷台を見ましたら、湯気の立つ堆肥が山盛り・・・・。

どうも、第2農場から第1農場に運ぶ途中だったようです。学内でホルスタインが飼われていたりしますので、そいつの糞でもつかったんでしょうか。ちょいと臭いましたですよ。

総合大学といっても、ちょいと普通とは違うのがいかにもH大です・・・・。

秋刀魚が生きたまま海岸に・・・・

知床半島の斜里町ウトロで、海岸にサンマ数万尾が「生きたまま」打ちあげられていたそうな。

ヤフーニュースへのリンク

記事によると、「大きな魚や冷たい水に追われ、逃げ場が無くなったのではないか。オホーツク海にサンマが多く回遊してきた1980年代前半ごろまでは、数年に一度見られたが、最近では珍しい(水産試験所の職員のコメント)」とのことです。

・・・・食い放題やね。

(追記)現地ではヒグマが海岸でサンマをむしゃむしゃ食っているようです。

北海道新聞のサイトへのリンク

2006年11月22日

凍ってます・・・・

061123a.jpg


今日の札幌は昼くらいから猛烈な雪模様。23時段階で7センチの積雪深を観測しております。

道路はツルツル凍結。自転車のタイヤまだ換えてないから、帰りは押して歩きましたですよ。

ま、まだ根雪にはなりそうにないですが、ボチボチタイヤ交換しておきますかね。明日は休みですし。

2006年11月23日

ビュービューいってます

現在、午前5時半過ぎです。家にいます。
外は風が強いようで、時折ガラスに飛雪がビシビシ当たっています。


民法のレポートが明日金曜日〆切で、不覚にも昨日まで提出当たっているのを知らなかった上に、何やらややこしいという噂がそこかしこでなされているので、帰ってきてから取り掛かって先程一気に仕上げました。
そんなわけで、珍しくこんな時間に起きて活動しているという次第。

どんな問題かというと、失火責任法と、民法714条、715条の関係です。二つの判例を無理矢理一つの事例にしているので、小学校5年生くらいの子どもが「バイト中」に失火したという設定になっています。労基法56条違反やがな・・・・。

でも、これって判例のまま組み立てたらいいと思うんですがね。判例の扱いは一見矛盾しているように思えますが・・・・。

さて、終わったから寝ようっと。寝坊してもいいや。


(余談)民法714条は前提として712条、713条の責任能力が問題となるわけですが、712条の「自己の行為の責任を弁識するに足りる知能」が問題となったリーディングケースが「少年店員豊太郎」事件と、「光清撃つぞ」事件であります。どちらも大正時代の大審院判決。豊太郎は11歳11ヶ月、「光清撃つぞ」の加害者は12歳2ヶ月で、前者は責任能力肯定、後者は否定と、微妙なところで結論が分かれたというわけです。

「光清」を空気銃で撃った加害者の名前というのは咄嗟には出てきにくいと思います。この際覚えましょう。「秀麿」です。

あと、大審院の判決文、カタカナで区切りが無く、とても読みにくいのですが、こんなサイトがあります。

韋駄天(いだてん)

「大審院判例簡易化ソフト」だそうです。要は、カタカナをひらがなにして、さらに句読点を付け加えて少しは読みやすくしてくれるというものです。

名古屋大学工学部のサーバーの中にあるようですな。監修したのは加賀山茂・明治学院大学法科大学院教授。

右? 左?

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札幌に来て1年半以上が過ぎ、すっかりとこちらの生活にも慣れたのですが、どうしても慣れないことがあります。それは、エスカレーター。

エスカレーターは歩く人のためにどちらか一方を空けるのが常識化していますが、関西では右に立ち、左側を空けるのが主流であり、札幌は逆に左に立ち、右側を空けるのがデフォルトです。東京も左がデフォルトでしたっけ。

私は、関西での生活が長いので、咄嗟に右手で手すりを掴んでしまうんですよね。んで、気がつくと、私だけ右側に立っていて邪魔っけになっているという・・・・。


日本での「エスカレーター片側空け」の元祖は阪急電鉄であると言われております。阪急梅田駅のやたら長いエスカレーターで、「お急ぎの方のため、左側をお開けください」といった感じのアナウンスをしたという話。

だから、右立ち、左空けが由緒正しいんや! などと言っても仕方がない話です。当の阪急電鉄でも、「右立ちと決められたら、右手が不自由な人が困るやないか」といった意見を踏まえ、今では特にアナウンスしていなかったはず。


・・・・なんてことを書いておりまして、ふと、ネットで調べましたら、こういうページにでくわしました。
→「@nifty:デイリーポータルZ:エスカレーター、右側に立つのか左側に立つのか

全く、あほらしいことを大まじめに調べたもんやね。でも、それが面白い。


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・今朝書き上げた民法レポートには、ちょっとおかしな所があることが判明したので、そこを修正して提出しました。

・自転車のタイヤを交換しようと思っていましたが、工具が見あたらなかったので、断念しました。ま、雪もあらかた溶けたしね。

2006年11月24日

スタッドレスタイヤ

今日は、友人と車に乗って近所を走ってきました。積雪だったので、スタッドレスタイヤの感覚を試しに・・・・。

・・・・うわーん、怖かったよー。ジュクジュクのシャーベット状の積雪だったんだけど、こんなに滑るか? ってくらい横滑り。スピードも全然出せません。20キロくらい走って命からがら帰ってきました。

温度がそんなに低かったわけではないので(摂氏プラス2~3度くらい)、路温が高すぎたのかもしれません。

そんな中、単車で、しかも左手に紙袋提げて走っている人がいた! 時折よろめいてる。恐ろしい・・・・。

あ、あと、自転車もスパイクタイヤに交換しましたですよ。こちらは快調!

2006年11月25日

答練と予習とキーマカレー

今日は、昼は答練を受けて、それから行政法の予習をしていました。どうもよーわからんです。明日、も少し考えてみます。

夕飯になんちゃってキーマカレーを作ってみましたが、タマネギの甘みが強く出過ぎていまいち。


(材料と作り方)
カレー粉、ガラムマサラ、チューブのおろし生姜、チューブのおろしにんにく(以上、100円ショップ)。
タマネギ、鶏ひき肉。
サラダ油、水。

・フライパンにサラダ油をひき、おろし生姜、おろしにんにくを入れて加熱。
・みじん切りタマネギを加えて炒める(結構長い時間炒めたけど、飴色になるまでは頑張れなかった)。
・鶏ひき肉を加えて炒める(なかなか「そぼろ」にならない)。
・カレー粉、ガラムマサラを入れて混ぜ合わせる。
・水をひたひたに入れて、煮込む。


・・・・ま、こんないいかげんな感じなんで「なんちゃって」なんですが。そもそも、分量が全く記載されていないところがいいかげんの極みですな。全て目分量・・・・。
カレー粉の類はまだかなり残っているので、もう少し研究を積み重ねようと思います。せめてジャガイモとニンジンは入れるべきだったかな。


なお、スパイス類を細かく買う気は全くなし。そこまでやると何やってんだか、という感じになりますから。

2006年11月26日

結局よくわからん・・・・

結局、行政法はいまいちよくわかりません。不十分ですが、とりあえずわかったところだけまとめました。

どうか、指名されませんように・・・・。

2006年11月27日

一度見たかった・・・・

何がか、というと「ばんえい競馬」。

北海道だけで開催されていた、農耕馬が鉄のそりを引いて競争する競馬です。

旭川、岩見沢、帯広、北見の4市が主催していましたが、赤字で存続を断念した、とのこと。

折しも、本日北見で今年度最終レース開催でしたので、もう観ることはできません。残念。

2006年11月28日

時計数字

ある先生が授業中使う用語。レジュメに「I、II、III」とかローマ数字の大文字で書いているのを「時計数字の一」という感じでいうんですね。

変わった言い方やな、と思って調べましたら、組版の現場では使うようですね。

2006年11月29日

ブラックアイスバーン

今日は朝方、昼間と雪模様。夕方からキーンと冷え込んできました。

道路はごく薄い氷の膜に覆われて、ツルツル滑るようになってきました。いわゆるブラックアイスバーンという状態。歩いているとツルツルツルツル。自転車で豪快にすっ転んでいる人もいたりしました。

しかし、我が愛車はスパイクタイヤに交換済みですので、歩くより却って安心なくらい。

信号待ちで足を付くと足が滑ったりしましたが・・・・。


(余談)こんな、寒ーい日に届いたスパム。

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今日は外でプレイしよ
野外プレイが大好き***って言います。今日会ってどっかいい場所に連れてってくださいまってます!
(以下略)

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「野外プレイ」って、雪合戦とかじゃあないよね・・・・。

およそ、正気の沙汰とは思えません・・・・。

2006年11月30日

根雪と根抵当

今日の札幌、夕方前からガンガン雪が降ってまいりました。積雪深10センチ程度。いよいよ根雪になるかな、という感じ。

借地借家法の授業が終わって、今週から金融法の授業になりました。んで、第一回目の授業で担当教員が申しますには、「根抵当の「根」っていうのは、あれだ、根雪の根と同じ意味なんだね」とのこと。

どういうことかと言いますと、「どちらとも、いつまでも残る」ということです。

さて、今日は行政法の中間テストでした。事案の詳細が資料としてつけられている、かなり骨な問題。

なお元ネタは、最判2006(H18).02.07、広島県教職員組合事件でした。

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