投票用紙の交付ミスの背景
そういえば、日曜日の選挙では、小学生が大人と間違われて投票用紙をもらって投票したり、初めての国政選挙の投票だったはずの21歳の人が子どもと間違われて投票用紙もらえなかったり、といったことがあったようですね。
「<衆院選>11歳児が投票...誤って用紙交付 大阪市西淀川区」
「<衆院選>21歳を子供と間違え用紙渡さず 神奈川・平塚」(いずれもヤフーニュースより)
この件について町村先生がブログで、「投票入場券とか、見ないのか?」という指摘をなさっていて、ワタクシもそうだよなぁ、と思ったのですが、その件に関するコメントで、選挙のフローが場所によって結構異なるということが分かりました。
「election:日本では見た目で投票資格を判断するの?」(Matimulogより)
ワタクシの投票した札幌市内の某投票所では、
1.受付→ハガキは見せるだけ
2.投票券(ハガキ)と名簿のチェック→ハガキは返して貰う
3.小選挙区の投票用紙の交付→ハガキには印が付けられ返して貰う
4.小選挙区投票
5.比例区と国民審査の投票用紙の交付→ハガキ回収
6.比例区と国民審査の投票
というフローで投票が行われていたのですが、場所によっては上記の2.辺りでハガキが回収されてしまい、あとは目視でチェックするだけというフローになっているところもあるそうです。そして、ミスが起こったのは、おそらく早い段階でハガキを回収してしまうフローの投票所だったのでは、という推測になっています。
なるほど、そういう背景があったのか。