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2006年1月24日

人民は弱し官吏は強し

『人民は弱し官吏は強し』

偶然、堀江社長(いや、辞任したから前社長か)が逮捕される前日に、読んでいた本です。

著者は、ショートショートの第一人者とされる星新一氏。この本の主人公は、氏の父親である星一氏です。

アメリカ留学を経験した星一氏は、帰国後「星製薬」という製薬会社を設立し、独自のアイデアと工夫で飛躍的成長をとげるのですが、その後、官からのさまざまな嫌がらせ的な圧力で、ついにはアルカロイドの原料として仕入れていた阿片の密売容疑をかけられ、裁判になります。

急成長企業とその転落、というのが、昨今のライブドアショックと照らし合わせると一見似ていて面白いですね。昔に読んで、本棚の隅で随分長い事くすぶっていた本なのですが、なぜこのタイミングで読もうと思ったのかなぁ。偶然にしてはできすぎている。

そんなに大部な本ではないので、興味のある方はぜひお読みください(新潮文庫版が手に入りやすいかと)。

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コメント

妹が星新一がすきなので(もっぱらショートショート)、借りてよく読みます!しかし、くまさんの今回の書評にある本は、星新一っぽくないですね。読んでみよっと。

>YHさん

星新一の中では、『人民は弱し・・・・』は
異色の存在かな、と。
あと、『明治・父。アメリカ』も割と面白い。
こちらは一氏の留学時代の話。

ありがとうございます、二月は家にこもるので、読書月間にします!またおもしろいのがあれば紹介してくださいね~

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