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2011年4月26日

検察教官来札

今日は,検察教官が来札して,4月上旬に行われた全国一斉起案の講評が行われました。

全国一斉起案については記事にしたと思いこんでいましたが実際には書いていなかったので,ここで簡単に紹介しますと,各クール毎に検察修習にあたっている修習生(2000人の4分の1なので毎回500人ほどか)が全国一斉で1日ががりの起案を行うというものでして,修習用にまとめられた記録を基に,被疑者を起訴にするか,不起訴にするか,起訴にするとして何罪で起訴にするのかということの思考過程をまとめるというものです。

これは,司法修習の最後に実施される考試(いわゆる二回試験)の試験形態そのものでして,最上位を目指すのでなかったとしても一応一通りには書けるようになる必要があるものです。


講評を聞いて,とにかくねちっこく,ねちっこく事実認定していかなければならないということが分かりました。丸一日がかりで書いてもとてもとても時間が足りないのですが・・・・。

あと,刑法各論の知識。これは,刑事裁判でも刑事弁護でも必要なので,「一粒で三度おいしい」ことになります。刑事系に苦手意識のあるワタクシとしては,必須の課題です。

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