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2007年11月25日

いわゆる小問戦隊

タイトルの言葉、某巨大掲示板発の用語のようですが、今年の新司法試験を受験した人にはおなじみの用語かと。

今年の新司法試験で、論文式刑事系の第1問が、こんな感じの聞き方やったんですわ。


第1問 以下の事例に基づき,甲及び乙の罪責について論じなさい(特別法違反の点を除く。)。ただし,論述に当たっては,後記の小問1及び2に対する解答を必ず含めること。

1 Aは,・・・・・・・・・・・・・・

(中略)

なお,乙は,・・・・・・・・・・・・・・ものと考えていた。

小問1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・事実について,甲に・・罪及び・・罪が成立するか否かを,・・・・・・・・・・理由に留意しつつ,具体的事実を示して論じなさい。

小問2 後記最高裁判所決定を踏まえ,本事例において・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が認められるか否かを,具体的事実を示して論じなさい。


んで、論文式では事例を読む前に、小問があったら小問を先に読んで、何を聞かれているかを把握してから事例を検討するのが定石か、と思うのですが、そうすると、本来聞かれているのは「甲乙の罪責」なのに、何やら小問について答えればええねんな、と誤認するんですワ。んで、そういう誤解をした人が続出して、巨大掲示板ではそのミスをした人を「小問戦隊」などと呼んでいた模様。

で、今日受けた答案練習会で、やっちまったよ小問戦隊。今日の答練が、今年の本試験の様式を模していて、何やらボンヤリしていたおいらは見事にかかった。今年の問題一応見とってんけどな・・・・。

いや、言い訳はやめよう。そして、本番で同じミスはせぬよう肝に銘じよう。

つうかミスったのが答練でよかった。本番やったらマジで泣いてたかもしれん。

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