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2008年3月12日

「ほしい物リスト」の脅威

Amazonの「ほしい物リスト」が初期設定で公開される仕組みが話題に」(ヤフーニュースより)

インターネット通販大手のアマゾンには、「ほしい物リスト」という機能があり、文字通り「ほしい物」のリスト化が可能なようですが、このリスト、デフォルトでは「誰にでも公開」になっており、どのユーザーが何を「ほしい物リスト」に入れているかが見えるようになっているそうです。そして、登録されているメールアドレスなどを使って検索が可能。

しかも、通販ですから本名で登録していることも多いと思われるところ(私もそうでした)、公開されている「ほしい物リスト」は、「○○○さんのほしい物リスト」という形で登録名が表示される結果、しばしば本名が晒される結果を招いているようです。

このことから、何も設定しない状態で「ほしい物リスト」を使っていると、例えば、

・メールアドレスから、その人の本名がわかることがある(少なくとも登録名はわかる)。
・ある人がどんな物を欲しがっているか(≒どんな嗜好を有しているか)がわかる。

・・・・というようなこと起こり得ます。


私も、このことを知って早速調べてみましたところ、メールアドレスから、私の実名と、「ほしい物リスト」が晒されていることが判明しました。慌てて「非公開」に設定を変えましたですよ。

「ほしい物リスト」の機能自体は、プレゼントのおねだりに使えたりして便利だと思いますが、デフォルトが「誰にでも公開」なのはいただけない。個人情報の管理体制として、不備であると言わざるを得ないでしょう。


しかし、晒されていた「リスト」に登録されていたのが「超音波歯ブラシ」だけでよかった・・・・。

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