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2009年5月 6日

光速を超える現象

星新一のエッセイで読んだと記憶しているのですが、光の速さを超える現象があるとのこと。

「仮に、男の宇宙飛行士が地球に身重の妻を残して何光年も離れた星にいたとする。妻が子どもを産んだ瞬間、男はパパになる。これは光の速度を超えた現象ではないのか。」

文章としては正確じゃないけど、ま、こんな感じの話ですワ。


幸村誠氏の漫画「プラネテス」でも似たような話がありますね。番外編みたいな話で、ですが。単行本3巻に掲載。

(以下ネタばれ注意)

西暦2050年、阪神ファンの宇宙飛行士である星野ゴローが火星にいて、阪神V8(笑)が決まる試合をTVの「生中継」で観ているがあまり嬉しそうでない。

「「生中継」ったって地球(おか)からここにデンパが届くまで近い時でも3分以上かかるじゃないスか。そんなんで「今! 優勝!」なんて言われても何かシラけるっスよ」

でも、その宇宙飛行士が地球(おか)に残してきた妻のハルコさんがゴローの子ども生んだ時はなんとなくわかっちゃうんだな。

「男の子だ。なんか・・・・なんとなくわかる」


で、なんでこんな話書いてるかというと、ワタクシもこの現象を体験したからです。なんとなく女の子だと思っていましたが、やっぱり女の子でした。まぁ出産の時に余所の星にいたわけでなく、病院の隣の部屋で待ってましたが。妻の出産が新司法試験と重ならないでよかった。

読者の皆様からすると、アンタそもそも結婚しとったんか、という話もあるのですが、ウェブログには書いてなかっただけですスミマセン。ただ最近の話です。生まれた子は「推定されざる嫡出子」ってやつですから。

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コメント

おめでとうございます。
うちにも二人女の子がいますが,これからなかなか楽しい,驚きの連続です。
楽しむ気持ち,これが大切です。
病気もしたりいろいろしますが,人の親になり,はじめてまともな弁護士,法曹になれると書くと差別的とおこらるでしょうが,これもまた真実です。人情,人情,人情。

>晴雨様

ありがとうございます。今日で生後3日目ですが、すでに未知との遭遇の連続です。これからもいろんな事があるんでしょうね。

いいことなのかそうでないのは分かりませんが、子どもができたことで物事の感じ方が変わったのは間違いないです。

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