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2008年1月10日

模擬尋問

弁護士会館の会議室で、医療訴訟の補講授業としての模擬尋問がありました。私は被告医師側の代理人役。

相手方の尋問に対して異議を出すタイミングが、まことに難しい。結局出せずじまいでした。ま、私も誘導尋問ぽいのをやりまくってしまいましたが相手側から異議は出なかったですけどね。

民事訴訟法には責問権の喪失という規定がありますが(民訴法90条)、尋問中の異議は、まさにその瞬間に反射的に出さないと、一瞬にして機会を喪失してしまうわけです。だから、とりあえず直感的に「おかしい」と思ったらまずは「異議」と声を出して、それからその直感が異議事由の何に当てはまるのか、理由考えるような感じでいくのがいいようです・・・・。

なかなか、難しいモノですね・・・・。


授業終了後、担当教員(弁護士)の事務所の勤務弁護士さん達も交えて懇親会。担当教員のセレクトで、西18丁目のイタリアンでした。ワインもうまく、受講生や弁護士さん達ともいろいろと話ができました。

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コメント

とりあえず「異議」と声を出してから、おもむろに立ち上がって「なし」。
(一同こける)

>くるさん

それはずっこけますね。

でも、担当教員は、もし異議事由にあたらなかったら撤回してもいいんやから、とにかく直感的に異議事由と思ったら「異議」と言ったほうがいい、という感じに言っておられました。

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